田村淳が小池知事に訊く! オリンピックの課題・築地の再開発・都政

ロンドンブーツ1号2号・田村淳が司会をつとめ政治・経済から社会問題、生活ネタまで幅広い話題を取り扱うTOKYO MX(地上波9ch)の情報バラエティ番組「田村淳の訊きたい放題!」(毎週土曜17:00〜)。2月2日(土)の放送では、東京都の小池百合子知事を迎えて、田村とジャーナリストの鈴木哲夫さんがインタビューを行い、2019年の都政について尋ねました。

◆オリンピック開催時の“混雑”対策は?

冒頭で、田村は「都民の関心が高いのは、やはり来年に迫ったオリンピック・パラリンピックだと思う」と問いかけました。それに対して、小池知事は「施設・会場の準備は着々と進んでいる」と順調さをアピール。さらに大会ボランティアの一般応募者数が20万4,680人に達したことにも言及して、「なかには80代の方もいらっしゃる。1964年の東京五輪に続いて2回目なのかもしれない」と話し、五輪に対する盛り上がりを伝えました。

また、小池知事は「特にパラリンピックに力を入れたい」と謳い、大会そのものはもちろんのこと、2025年になると超高齢社会が一気にやってくるとして、「ユニバーサルデザインやバリアフリー、街の段差解消など、パラリンピックに向けたさまざまな整備が、その後の超高齢社会への備えに直結する」と唱えました。


一方、大会開催時に国内外から人が集中するため、田村は「物流や通勤時の混雑という課題もある」と、その解決策を質問。小池知事は「期間中の物流や交通については、皆さんにご協力していただけるような段取りを整えつつあるところ」と答え、TDM(交通需要マネジメント:自動車利用者の行動パターンを変化させ、道路混雑を緩和する取り組み)のほか、テレワークの推進を挙げます。

「2012年に五輪を開催したロンドンの元市長から、テレワークを徹底することによって市内の選手移動などが非常にスムーズに行えたと伺った」。こう話す小池知事は2019年度、テレワーク推進に27億円の予算を付けたと言います。「これは、将来的には育児や介護に迫られた人が離職せずに済むという話に繋がる。元市長も『ロンドン大会のレガシー(遺産)は、実はテレワークだ』と言っていた」と述べ、五輪に向けた施策が、将来の社会生活に結びつくことを強調しました。
鈴木さんも「レガシーというと競技場などのイメージがあるが、本当のレガシーは以降の社会生活に直結するもの。バリアフリーにしても、障がい者の問題は高齢社会と一体。パラリンピックで実現したことを次の社会に残していくことは重要」と、小池知事の考え方に賛同しました。


◆“築地ブランド”は今後どうなる?

2018年10月に閉場した築地市場の跡地は、オリンピック・パラリンピック開催中は選手等を運ぶ輸送拠点として使用されますが、都がまとめた再開発素案によると、大会後は国際会議場・展示場を中核として、跡地を民間業者に貸し付けてエリアごとに段階的に整備を進めるとしています。

この築地再開発をめぐって鈴木さんは、「“築地ブランド”というものを残すべきだと思うが、知事は完全に諦めてしまったように感じる」と質しました。それに対して小池知事は「市場の中核部分は豊洲に引っ越したが、場外市場は今も賑わっている。中央区と連携しながら場外市場を活性化していく方針で、予算も盛り込んでいる。全体的な再開発が終わっても、築地がこれまで培ってきたブランドを引き続き発信できるようにしたい」と明言しました。


◆2019年度、注目される予算項目

2019年度の東京都予算案は、オリンピック・パラリンピックの開催を控えて7兆4,610億円と過去最高額となり、スウェーデンの国家予算に匹敵するものです。小池知事は田村に「これ読んでおいて(笑)」と、東京都予算の概要が書かれた資料を示しながら、併せて子ども向けに作られた小冊子も手渡しました。この小冊子について小池知事は「国会議員時代にワシントンに行ったとき、連邦予算の資料本には必ず子ども用のものが付いていた。納税者教育というのは、きちんとやらなければいけないと感じた」と自らの思いを語りました。

個別予算のうち、田村は、EV(電気自動車)の購入補助に18億円が盛り込まれていることに興味を示します。小池知事は「これまで中小企業に限定されていたが、補助対象が、個人や大企業がEVやPHV(プラグインハイブリッド自動車)の新車を購入した場合にも拡大される」と説き、より一層環境への配慮を推進する考えを示しました。

また、eスポーツのチームを作っている田村は、eスポーツ大会の開催に5,000万円の予算が付けられたことにも注目。小池知事は「スポーツのアジア大会などではすでに種目に入っていたりするので、今後どうしていくかという研究費の意味も含めて予算をつけた」と話し、田村は「大会のゲームタイトルが合えば出場したい」と意気込みました。

都は多子化に向けた幼児教育無償化にも力を入れていて、254億円の予算を付けています。10月から国が行う無償化では、第一子が就学していると親の条件などによって、第二子は全額、第三子も半額負担しなければなりませんが、小池知事は「第一子の年齢に関わらず、第二子を半額補助、第三子を実質無償化するなど、都独自のプラスアルファの支援を行う」と、より手厚い補助を行うことを明らかにしました。


一方で“人生100年時代”を見据え、「首都大学東京では、4月から50歳以上に向けた“生涯学べる100歳大学”を開講する」と胸を張ります。田村は「僕も大人になってから学び直しをしているところなので、そういう支援が始まるのはありがたい」と話しました。

最後に小池知事は、都民に向けたメッセージとして「新しい元号で東京が再出発する年になる。2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックと、これからどんどん気持ちが盛り上がるような東京にしていきたい」と抱負を語りました。


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<番組概要>
番組名:田村淳の訊きたい放題!
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55
メイン出演者:田村淳、古瀬絵理、鈴木奈々
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/variety/kikitai/


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