適度なストレスは「長寿」につながる!? メンタルトレーナーが解説

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。3月19日(火)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、メンタルトレーニング上級指導士の田中ウルヴェ京さんが、ストレスの捉え方の重要性について、私見を述べました。

◆ストレス=健康に悪いのか?

国立がん研究センターや大阪大のチームが、1日11時間以上働く中年男性は、7〜9時間の標準的な勤務時間の人に比べて急性心筋梗塞を発症するリスクが1.6倍になるとする大規模調査結果を発表しました。

長時間労働と急性心筋梗塞の関係を指摘した本格的な調査は、日本では初めて。特に会社員や50歳以上の人は長時間労働の影響が出やすいとのことで、疲労回復が不十分なこと、精神的ストレスの増加などが原因とみられています。

◆大事なのはストレスとの付き合い方

これまでの研究の多くは、“ストレス=健康に悪い”と言われていたそうですが、田中さんは「ストレスとの適度な付き合い方」を提唱。その一例として、スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル氏による「ストレスと死亡リスクの関係」の調査結果を紹介しました。

この調査では
「① 1年間でどれくらいのストレスを感じましたか?」
「② ストレスは健康に悪いと思いますか?」
と2つの質問をしました。

そして回答者の8年後を調査したところ
①「ストレスはある」
②「ストレスは健康に悪くない」
と回答した人の死亡リスクが一番低く、

①「ストレスはある」
②「健康に悪い」
と回答した人の死亡リスクが一番高い結果になりました。

この結果から、同じようにストレスはあっても、健康に与える影響をどう捉えているかで、差が生じていることが見て取れます。


田中さんは対処法が大事だと言います。我慢したり、すぐに解決しようとしたりするのではなく「ストレスを感じたら音楽を聴くといった具合に、自分なりのツールを作っておくことが大事。ストレスがあっても捉え方次第」と説明。


また「ストレス」という“言葉そのもの”の捉え方も重要と付け加えます。たとえば、ストレスを大きなボールに見立て、背負い込まずにボールを一旦置いてみる。あえてボールに乗ってみる。というように「ストレスによって、広い視点で物事を見られるようになる。ストレスに対する向き合い方を、いろいろと考えることもできる」と見解を述べました。


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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/


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