日本は独自の対北朝鮮交渉をするべき!?

ジャーナリストの堀潤がメインMCを務め、視聴者の気になるニュースや話題を掘り下げてお届けするTOKYO MXのニュース生番組「激論サンデーCROSS」。6月3日(日)放送の「激論CROSS」のコーナーでは、米朝首脳会談と日本の拉致問題をテーマに議論が繰り広げられました。

紆余曲折の末、6月12日(火)にシンガポールで開催されることになった米朝首脳会談。北朝鮮の非核化が大きなテーマとして取り上げられる一方、日本にとって最大の懸案である拉致問題が議題に上るかは不透明な状況です。米朝首脳会談に先立って7日(木)に開かれた日米首脳会談を前に、本日のゲスト、前衆議院議員の亀井静香さんは、安倍晋三首相に対し「トランプ大統領のポチみたいな扱いをされるな」と釘を刺したといいます。また、米朝会談後に、自身も訪朝する意向であることを明かしました。あくまでアメリカを通さず、日朝による交渉で拉致問題を解決すべきだと主張します。


◆安倍首相の訪朝が拉致問題解決の道
北朝鮮外交をめぐっては、南北、中朝首脳会談などが相次いで開催されるなど事態が急展開しましたが、日本はその中心に加われず、「蚊帳の外」にあると指摘する見方があります。亀井さんも「アメリカと話をつければ、日本を相手にする必要はないという空気が強くなっている」として、北朝鮮の外交姿勢を危惧。日本の同盟国であるアメリカに対しても「日本を外して米朝だけで会談するのもふざけた話。安倍首相はそんな勝手なことをするなら在日米軍基地について見直すくらいのことを言わないとだめだ」と主張しました。
また、拉致問題については「日本にとって一丁目一番地の問題」と指摘しつつも「北朝鮮がやる気になれば解決できる事柄だ」との見通しを示します。そのうえで、「最終的には安倍首相が訪朝して話し合うべきだ」と述べ、問題解決には安倍首相の直接訪朝が不可欠だと指摘しました。さらに、日朝間で行う外交交渉のあり方にも触れ、「日本としては、まずは調査団を派遣する。北朝鮮がそれに応じれば、その分の見返りは与える。交渉はギブアンドテイクだ」との考えを示しました。このような亀井さんの姿勢に、拓殖大学特任教授の武貞秀士さんは「2002年の平壌宣言でも国交正常化の後に経済支援を行うことになっている。国交正常化自体、今の日朝関係を考えればずっと先の話で、日本が戦略的に日朝外交を行いさえすれば、お金だけ取られて拉致問題が膠着状態のままということはあり得ない。拉致問題ありきでは、日本は蚊帳の外のままだ。並行して国交正常化交渉も行うことで、東アジアを巡る話し合いで日本外交が存在感を示せる願ってもないチャンスだ」と譲りませんでした。


◆アメリカ追従ではなく、拉致問題解決で北朝鮮の非核化を実現
米朝首脳会談をめぐっては、実現までに不安定な状況が続きました。トランプ大統領はいったん5月末に会談中止を発表しましたが、その際、安倍首相がこれを支持するなど、日本の外交は対米追従に陥っていると批判も上がっています。こうした批判に対し、カリフォルニア州弁護士・タレントのケント・ギルバートさんは、トランプ大統領が北朝鮮の非核化を実現しようとして、安部首相はそれに協力しているだけだと分析。そのうえで「トランプ大統領に反対姿勢を示して何の得があるのか。アメリカに協力して、アメリカの力を背景に臨んだほうが、拉致問題は早く解決する」と強く主張しました。これに対して亀井さんは「アメリカにとっては非核化が一番だろうが、日本には関係ない話だ」と反論。懸案の拉致問題を第一に解決することをテコに、日朝間に友好関係を築けば、北朝鮮の核の脅威は取り除けるとの意見を示しました。

◆日朝の直接協議で拉致問題を目指すべき!?
今後、米朝交渉によって北朝鮮の非核化が進められるプロセスでは、核施設に対する査察の費用など、日本を含めた関係国が負担することも予想されます。亀井さんは「トランプ大統領の頭の中に拉致問題なんてない」とも述べ、改めて米朝会談とは別に、日朝で直接協議をする場を設けて、拉致問題を第一に解決すべきだとの考えを改めて主張しました。亀井さんの意見を聞いたシンガーのsayaさんは、「永遠の同盟関係はないのだから、日本がアメリカから離れる時は来る。拉致被害者を自国の力で取り戻すという、当たり前のことを実行できるよう頭を切り替えないといけない」と感想を述べました。


<番組概要>
番組名:激論サンデーCROSS
放送日時:毎週日曜 11:59〜13:25
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/variety/sunday_cross/

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