自動車は“所有”から“利活用”へ…定額制サービス「キントワン」とは?

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。2月11日(月・祝)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、乗りものコメンテーターの河西啓介さんが、自動車の定額利用制サービスについて語りました。

トヨタ自動車株式会社は、新会社「株式会社KINTO」を設立し、毎月料金を支払うことでハイブリッド車「プリウス」などを3年間借りられる定額利用制サービス「キントワン」を3月から開始します。これは、インターネットで申し込むことができ、月額料金には自動車税や保険料なども含みます。自動車の保有にかかる手続きが煩雑だと感じる人を取り込むのが狙いのようです。

◆自動車の将来を示唆する“CASE”とは?

河西さんは、ダイムラーが2016年の自動車ショーで発表したという“CASE”と呼ばれる、自動車の将来を示唆するキーワードを紹介します。これは、車がインターネットにつながることを意味する「Connected」、自動運転を指す「Autonomous」、シェアリングの「Shared&Services」、電気自動車の「Electric Mobility」の4つの頭文字から取った造語で、今後の自動車メーカーのトレンドになると言われているそうです。


河西さんによると、ダイムラーは「自動車メーカーはこれからサービスを提供するモビリティサービスプロバイダーになる」と提唱し、フォルクスワーゲンは「自動車は車輪の付いたデジタルデバイスになる」と予見しているそう。自動車業界の未来は、自動車を製造・販売するだけでは立ち行かないと河西さんは予想します。トヨタも「メーカーではなく、移動する楽しみを提供する企業になる」として“モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)”を掲げています。

◆スマホ感覚でクルマを使う!?

定額制サービス「キントワン」もその1つだと河西さんは言います。対象車種は、プリウス、カローラスポーツ、ヴェルファイア、アルファード、クラウンの5車種。月額料金は、プリウスの5万円前後から、最も高いクラウンで10万円弱程度。料金には、自動車税や保険料、車検代やメンテナンス費も含まれています。


自動車をローンで購入するのとは違い、自分の所有物とはならないため、「割高と感じる方もいるとは思うが、メーカーとしてはスマートフォンを持つような感覚で自動車を持ってほしいという思いがある」と河西さんは解説します。また、安全運転をするとその情報が通信で伝わり、ポイントとして還元されるサービスも始まるそうです。

“KINTO”のネーミングは、「西遊記」の主人公・孫悟空が乗る“きんと雲”から着想したものだそうで、河西さんは「(きんと雲のように)呼んだら自動運転で自動車が来てくれて、使用が済んだら帰ってくれるなんて時代がくるかもしれない」と話し、さらなる進化に期待を寄せていました。

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時 :毎週月〜金曜 7:00〜8:00
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/


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