元TBSの花形アナウンサーだった小林麻耶(40)、安東弘樹(52=日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員)が15日、都内で行われた「トミカ50周年記者発表会」(タカラトミー主催)に出席した。

 麻耶は意外にも3歳のころからトミカの大ファンで、一時は150台所有するコレクターだった。ハマったきっかけは、今は亡き最愛の妹・麻央さんの誕生だった。

「母が妹の出産で入院している時、私は病院に行くのを嫌がった。それで、祖母に『車のおもちゃを買ってあげるから行こう』と誘われて、初めてトミカを買ってもらった。父から車の話を聞いたり、家族の思い出が詰まっている。いつだってトミカのファンでいたい」

 会場に飾られた歴代トミカを熱心にスマホで撮影するなど、ただならぬ“トミカ愛”をのぞかせた麻耶は「トミカを見て車の種類を知った。ドアを開けて中に入ってみたいなと想像したり、女性にも夢を与えてくれた」と熱弁をふるった。

 アナウンサー界一の車通で知られる安東とは、古巣のころから仲が良い。昨年、小林が都内のポルシェディーラーでスポーツカーを試乗した際には、安東が助手席に乗り込んでアドバイスを送るなど、プライベートで一緒に車を楽しむ関係だ。

 そんな距離感からだろう。安東は「小林さん、つらいい時期を乗り越えたから」と、2年半前に麻央さんを亡くした悲しみを、麻央さんとの楽しい思い出がたくさん詰まったトミカで紛らわせたことを明かした。

 なお、イベントには日本のスポーツカー開発のトップ3であるホンダ・シビックTYPE R開発責任者・柿沼秀樹氏、トヨタ・GRスープラ開発責任者・多田哲哉氏、日産・GT―R商品企画責任者・田村宏志氏も出席した。

 田村氏は「我々は売り上げへの貢献面では社内で肩身が狭いが、日本の車文化を広げる重要な役目を担っている。トミカさんはその先鞭をつけてくれている」と、累計6億7000万台と世界中で売れまくる高品質のトミカが、日本車の認知度を高めていると指摘した。

 また、多田氏は「86」が世界中で人気になったのは、トミカのおかげもあったことを明かしたうえで「実は実車を造っている時から、トミカになったらどうなるかをデザイナーと話している。逆にトミカのオリジナルミニカーを、実車にしてみたい」と壮大な夢を語った。