男性7人組グループ「DA PUMP」が11日、さいたまスーパーアリーナ(SSA)で公演を行った。現体制になって初めてのアリーナツアーの初日。今年第1弾シングル「Heart on Fire」(3月25日発売)を初披露した。

 メンバーが全力で大ヒット曲「U.S.A.」などを歌うと、1万5000人の観客は大熱狂だ。メンバーで唯一、SSAのステージに立ったことがあるボーカルのISSA(41)は「7人で立つのは初めてなんです。着実な一歩を進めているのかなと」と話したのに対し、KIMI(36)は「『うわっ、でかっ!』というのが初めての実感です」と正直に漏らした。

 昨年9月に「胸椎類骨骨腫」と診断されて手術を受けたYORI(40)が、半年ぶりにツアーに復帰した。「皆さん、お久しぶりです。『俺、復活!』。今日は最高の一日にしましょう!」とあいさつすると、この日最も大きな声援を受けた。

 アンコールでは待望の新曲を初お披露目した。DA PUMPらしい軽快なポップチューンで「つり革ダンス」という踊りが特徴的だ。振り付けを担当したTOMO(39)によれば、米国ではやっている「スワッグ・バウンス」というダンスをベースにしており、文字通り電車やバスのつり革をつかむような動きになる。「親しみのあるネーミングとイメージしやすい動きがいいなと。アメリカでめちゃくちゃはやっている。これは絶対くるなと。ハッピーなダンス」と説明した。

 ISSAは「小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで2秒で覚えられるダンス」とレクチャーし、会場が一体となって新曲を楽しんだ。

 ライブのラストは昨年公開の映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzar」の主題歌「P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル〜」。なんと仮面ライダージオウもサプライズ登場し、一緒にパフォーマンスを繰り広げた。

 ISSAは「7人でいろんな歴史を皆さんと一緒につくっていきたいと思います」と改めて宣言。2020年もDA PUMPはファンへの感謝を持って突っ走る。

 また、公演前の取材ででは、野村克也さん(享年84)が死去したことを問われ、ISSAは「奥さまとここからは2人でゆっくり休んでほしいなと思います」、KIMIは「忘れてはいけない存在だと思う。すごい寂しいです」と神妙な面持ちで話した。