謝罪で騒動は鎮火するのか――。ラジオ番組での不用意発言で渦中のお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(49)が29日、所属事務所「吉本興業」の公式サイト上で謝罪した。大好きな風俗通いを自粛しているという告白まではよかったが、コロナが終息したら、収入が減った女性が風俗業に携わると公共の電波で話したことが、一部から猛反発を食らった。謝ったことで一件落着か、と思いきや風俗嬢たちが激怒し、恐ろしい反撃を準備しているという。

 岡村のラジオでの発言が問題視されてしまったのは、23日深夜の生番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)だ。「コロナ明けたらなかなかのかわいい人が、短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」「我慢して、風俗に行くお金をためておき、その3か月のために頑張って、今、歯を食いしばって踏ん張りましょう」などと、リスナーに“エール”を送った。

 だが、この発言がSNSやユーチューブで瞬く間に拡散、バッシングの格好の標的となり、ネット上には「ゲスすぎる」「貧困女性を食い物にしようという下劣な発言」「気持ち悪い」など批判があふれた。

 ニッポン放送にもクレームが100件以上届いた。岡村への擁護もあるが、27日にはオールナイトニッポンのサイト上で「放送をお聴きになって不快に感じられた皆様、関係の皆様にお詫び申し上げます」と同社として謝罪した。

 思わぬ大騒動に発展して、岡村は29日に「私の発言により不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。世の中の状況を考えず、また苦しい立場におられる方に対して大変不適切な発言だったと深く反省しております」と吉本サイト上で謝罪した。

 吉本側も同日に「現下の新型コロナ禍で仕事に対する不安を覚えている方々に不快な思いをさせてしまう不適切な発言と考えている」と認めた。「本人と面談致しましたが、岡村自身発言を深く反省しております。30日の次回放送にて改めて本人より謝罪させていただく予定」だという。

 本来なら、これで決着となるはずだったが…。

 この騒動に、一部の風俗嬢たちの怒りが収まらないというのだ。風俗嬢向けネットコミュニティーに参加しているある20代女性は、800人以上が出入りしているというチャットや掲示板で、こんな呼び掛けをしている。

「私はこの仕事が好きでプライド持ってやっているけど、生活が苦しくて、生きるための最後の手段で泣きながら働いた人を何人も知ってる。そういう人は本当は風俗で働くべきじゃないし、社会が助けてあげなきゃいけない。岡村はそれが分からない外道だから、その外道がどんなプレイするか、みんなに晒してあげよう」

 この提案に対し「仲間の風俗嬢に岡村が来たら知らせるように伝えるね」「もし私が担当したら全部文章に起こしたい」などと賛同者が続出。中には「新人狙いで客が増えることには賛成でしょ」と異を唱える女性もいるが、岡村への嫌悪感の方が勝っている印象だ。かねて東京・五反田の風俗店通いを公言し、遊び場が知られている上、早くも「岡村のプレイはドMで何もしない」なんて“暴露”も出始めている。

 岡村と仕事をしたことがある放送作家は「少なくとも今後、彼は得意の風俗ネタをしゃべれなくなったね」と言うが、好きな風俗通いも当分は厳しくなりそうだ。