小学館「ビッグコミック」は9日発売の10号や公式サイトで、「ゴルゴ13」新作掲載を11号(25日発売予定)から当面の間、見合わせると発表した。

 今回の新型コロナウイルス感染拡大の状況下でも、なんとか手を尽くして連載を続けてきたというが、さいとう・プロダクションとビッグコミック編集部との話し合いの結果「作画スタッフが日々の通勤による感染リスクを負い、長時間にわたり密集する環境で、原稿用紙に直接執筆を行う、いわゆる“3密”すべてに当てはまる作画過程を継続することには限界がある」と判断され、連載開始から52年で初めての休載という苦渋の決断に至った。

 さいとうたかを氏(83)は「いつも『ゴルゴ13』をご愛読いただき、ありがとうございます。連載開始から休載することなく描き続けられたのは、読者の皆様と、作画スタッフの存在あってのことだと思っております」とし「これからも『ゴルゴ13』を楽しみにしてくださる全ての方へ、作品をお届けし続けるために、やむ無く今回の決断をいたしました。どうか、ご理解の程、よろしくお願い致します」とコメントした。

 また、10号では599話が完結したことで「コロナに負けず、すでに第600話の準備に取りかかっております。皆様もくれぐれもお身体にお気をつけてください」と呼びかけた。

 なお、次号から3号連続で1995年に発表された「病原体・レベル4」を再掲載するという。