新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、ライブの中止や延期が相次いでいる音楽業界。なかなか本来の活動ができないが、アーティストたちはファンに向けた明るい発信を続けている。

 4人組の人気ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」は9日、自身をテーマにしたアート作品を募集するファンアートコンテスト「腹ペコアワード2020」の開催を発表。ファンはライブなどに足を運ぶことができない状況だが、ステイホーム期間を活用し、コロナ終息後のライブに備え、ライブ無料招待権など豪華賞品をプレゼントするという。

「マキシマム ザ ホルモンが好きで、○○してみた!」が同コンテストのテーマ。「メンバーの似顔絵を子供と一緒に描いてみた」「ホルモンの曲で家族で創作ダンスしてみた」などホルモンへの愛がこもっている作品ならジャンルは問わない。全世界から応募を受け入れ、期間は15日午後1時から6月10日まで。グランプリには「ホルモン主催ライブの無料招待権」「物販ファストパス」などが用意されている。

 また、共同製作に関しては、コロナ感染のリスクに十分注意の上、集合しての作業は控えるように注意喚起をしている。

「コンサートだけではなく、ライブハウスの営業自粛などもあり、音楽業界は厳しい立場に置かれている。特に昨今はCDの売り上げが減少する一方で、ライブ市場が活況で、今後も成長が見込まれていた。生で音楽を楽しみたいファンにとっても苦しい状況ですから、こうしたアーティストとのつながりを感じられる企画は励みになると思います」(音楽関係者)

 例年なら全国各地で音楽フェス開催が本格化する時期。ファンはステイホーム企画で前向きに再開を待つしかない。