鮮明なネッシーの写真が話題になっている。

 先日、英紙「デーリー・スター」など複数のメディアが報じた。昨年9月、英南部サウサンプトン在住のスティーブ・チャリス氏が休暇でネス湖を訪れた。水面に大きな波が立ったので、水面を連続撮影したところ、なんらかの生物が一瞬背中を見せ、すぐに水中に潜った。

 残念ながら頭部は写っていないが、グレーっぽい背中がはっきり確認できる鮮明な写真だ。

 チャリス氏は「この魚を撮影できたのはまぐれです。連続写真の最後の一枚にしか写ってないです」と英メディアに話した。「魚」と言い表しているように、チャリス氏は「ナマズの可能性が高いんじゃないですか」としている。体長は2メートル40センチほどに見えたそうだ。

 コロナ禍で暇になり、最近になって写真整理していたところこの一枚を発見。フェイスブックにアップしたところ、ネッシー研究者のローランド・ワトソン氏が目をつけた。UMAマニアが「ヨーロッパオオナマズ?」「アザラシっぽくない?」「ネッシーだ!」と騒いでいる。しかし、ローランド氏は「フォトショップ加工っぽい。本物かどうか、チャリス氏に確認し続けている。もし本物なら、ネッシー写真史上トップ3に入るほどなんだが…」と言う。

 ユーチューブチャンネル「ATLASラジオ」でオカルト情報を収集・発信しているオカルト研究家の山口敏太郎氏はこう語る。

「久々に至近距離から撮影した鮮明な写真です。浅黒い肌が見えているのが特徴的ですね。しかしこれが本物かどうかはいささか疑わしいですよ。昨今、パソコンを使えば簡単に合成写真が作れる時代です」

 否定的な見方だ。

「コロナ騒動が一段落し、観光ビジネスに力を入れたいイギリス政府がネッシーファンをネス湖に集めるために、一芝居打った可能性は十分にありますよ」と山口氏。

 英国は、ネッシーでクリプトツーリズム(UMAによる町おこし)を行っており、年間60億円の経済効果があるとされている。それがコロナ禍で観光客は激減。果たして、本物か、偽物か…。