弁護士の紀藤正樹氏が3日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、水俣病被害者団体との懇談会における環境省職員の行動について私見をつづった。

 これは今月1日、熊本県水俣市で水俣病慰霊式が開催された後に行われた懇談会で、患者・被害者団体が伊藤信太郎環境相に苦悩を訴えている際に、環境省の職員が話をさえぎったり団体側のマイクの音を絞ったりしたもの。

 紀藤氏は、この問題を報じた記事を貼付したうえで「環境省、人としての節度がないんですね。こういう職員に環境のことを語ってほしくない」と怒り心頭の様子で投稿。続けて「官僚の暴走を止めるのも政治家の役割。伊藤大臣も注意すべき」と、職員に何も言わなかった伊藤環境相も批判した。