紀州のドン・ファン前妻への執着…警察も驚いた“梅干し置きみやげ事件”

紀州のドン・ファン前妻への執着…警察も驚いた“梅干し置きみやげ事件”

“紀州のドン・ファン”こと和歌山県田辺市の資産家で酒類販売会社社長などを務めた野崎幸助氏(享年77)が変死を遂げた事件で11日、警察が野崎氏の死亡直後、自宅や経営する会社からビール瓶を押収していたことが分かった。また、野崎氏が亡くなる18日前に急死した愛犬イブの「お別れ会」が予定されていたこの日、招待を受けていた知人が故人について語った。

 11日、警察が野崎氏の自宅などからビール瓶2000本を押収していることが分かった。

 野崎氏の会社の従業員は「会社と自宅から持っていったのは事実です。社長の死亡後、すぐに自宅と会社から持っていきました」と説明。別の従業員は、野崎氏が飲んでいたビールについて「ビールはウチの会社のものです。アサヒビールを好んで飲んでましたよ。量は中瓶で1本。よく飲むときで2本ですね」と明かした。また、家政婦のAさんは野崎氏が死亡当日の夕方、「ビールを飲んでいた」と話している。

 急性覚醒剤中毒が原因で死亡した野崎氏の胃からは多量の覚醒剤が検出されているが、内容物はほとんどなかったことが判明している。本人は「クスリは使わない」と断言し、周辺からも野崎氏が覚醒剤に手を出す人物ではなかったとの証言がほとんどだ。そのため、口から覚醒剤を摂取した可能性が指摘されており、警察は空き瓶に覚醒剤の成分が付着していないか鑑定しているとみられる。

 野崎氏が健在であれば、11日夕方に愛犬イブの「お別れ会」が行われる予定だった。招待されていたという知人はこう語る。

「野崎さんは、奥さんも愛人も前の妻もみんな呼んでた。議員や芸能人も呼んで全部で何百人とか言うてたけど、さすがに何百人はない。ちょっと大きい事を言うとこあるから。特に、前の奥さんを呼ぶことには執着してて、亡くなる前の日も『11日来てくれへんかな』って言ってた。でも、全部来てたら大変やん。新しい愛人のミス・ユニバースはある意味、見てみたかったけど」

 野崎氏に「ミス・ワールド」と呼ばれる新たな女性の影があったのは本紙昨報だが、この「ミス・ユニバース」は同一人物のようだ。

 一方で、野崎氏が6年前に別れたという前妻に対して、執着をみせていたことについてはこう語る。

「10年以上続いたからね。別れた後もずっとストーカーしてて、接近禁止命令も出てた。玄関に梅干し置いてきて、警察官も『梅干しを家の前に置くストーカーって聞いたことない』って笑ってたけど」

 知人によると、野崎氏は、イブの他にモエというトイプードルを飼っており、どちらも前妻の犬だった。モエの死後しばらくして2人は離婚したという。
「モエちゃんの方が(イブより)若かったけど、先に死んだ。ステーキとかあげたりしてたから、食べ物が原因みたいで、野崎さんは前の奥さんに『そんなもんあげるから死んだのよ』って怒られてた。だから、イブちゃんにはいいドッグフードをあげてた。モエちゃんは火葬でしたね」

 この日、35億円分以上の遺産相続権を持つといわれる22歳の妻・Sさんの代理人に就任した弁護士事務所が報道各社にファクスで文書を送付。同事務所は、Sさんは一般人であり、連日の取材により心を強く痛めているとし、取材について慎重な対応を求めた。また、Sさんはこの日夜、弁護士とともに3日ぶりに田辺の自宅に戻ったが、報道陣の質問に無言を貫いた。

 警察は慎重に捜査を進めており、発表案件もほとんどないのが現状。そのため、野崎氏の周辺取材も過熱している。

 前妻を知る関係者は「(前妻も)取材攻勢には参ってた。でも、野崎さんが亡くなったと聞いて悲しんでたよ。一番(結婚生活が)長かったからね…」と話した。

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