【京成杯(日曜=19日、中山芝内2000メートル)血統値調査】先週行われた重賞は、3歳戦が2鞍。シンザン記念=サンクテュエール、フェアリーS=スマイルカナと、どちらもディープインパクト産駒が勝利した。京成杯もディープ産駒のゼノヴァースを狙ってみたい。初勝利に3戦を要したが、京成杯と同舞台になる前走(未勝利戦)では最速の上がりを駆使し、後続に2馬身半の差をつけて楽勝した。

 母のリズムオブライト(父ビートホロー)は米GIIゴルティコヴァSの勝ち馬で、米、英、トルコで6勝を挙げた。繁殖入り後、2年連続でディープインパクトが種付けされたが、いずれも不受胎。3度目の正直で、ようやく誕生した初子がゼノヴァースになる。

 祖母ルミンダ(父デインヒル)は仏2勝。仏1勝の曽祖母ルミノシティーの産駒にGIIサンクレメンテH、GIIIパカラップSなど仏6勝のリトルトレジャー、仏GIIIアレフランス賞2着、同ラクープ賞3着、仏GIジャンロマネ賞4着のハーレムレディがいる。

 さらに、このリトルトレジャーも米GIIラカニャーダSを勝ち、GIヴァニティH、サンタマルガリータS、クレメントLハーシュSでそれぞれ2着になったモアチョコレートを産んでいる。ディープインパクト産駒で母方の3代前にサドラーズウェルズとデインヒルが並ぶのは英2000ギニー馬のサクソンウォリアーと共通する。

 ジェンティルドンナ、ディープブリランテ、ロジャーバローズなどディープ産駒の成功パターンであるリファールのクロスがあり、大物感も十分だ。