ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18=大船渡)の“素朴天然キャラ”がチーム内に浸透している。

 雨天のため室内練習場で行われた15日の新人合同自主トレでは「寒いですけど岩手に比べるとそんなに寒くないです」。朝に行われた研修ではファンサービスについての講習を受けたといい「球団も選手もファンがいて成り立っていることをあらためて確認できた。より一層ファンの方に楽しんでもらえるように頑張っていきたい。一つひとつの細かな行動も見られているので気をつけていきたい」。報道陣から「神対応だと思う選手や芸能人は?」と質問が飛ぶと「本当に全然知らないので…。すみません」と言葉を詰まらせた。

 そんな東北人らしい素朴な話しぶりが印象的な“令和の怪物”は、初々しいキャラクターで早くもベテラン勢の心までつかんでいる。室内練習場で新人とは別に自主トレを行っていた角中は「たぶん僕のこと覚えてないんでしょうね。3日ぐらい前にあいさつしたんですが、さっきまた『初めまして』と言われた(笑い)。『前にもしたよ』と言ったら『あ、あー、すみません…』ってなってました」と怪物の一コマを明かした。

 首位打者2回のチームの顔に、忘れて2度もあいさつしたとあって、場合によっては失礼にあたりそうな気もするが「自分が新人のころを思い出しました。僕も最初はそうだった。新人あるあるでいいじゃないですか」と角中はまるで気にしていない。むしろ好印象を持った様子だ。

 キャンプに向けた体力づくりのための新人合同自主トレから「練習がハードなので、練習だけで精一杯。オーバーペースというより、ついていくことに集中してます」と真顔で本音を漏らす佐々木朗。過去のスターとは違った形で、愛される選手になりそうだ。