【クイーンC(土曜=15日、東京芝1600メートル)血統調査】開幕週の京都競馬でタガノディアマンテが万葉Sを3馬身半差で圧勝するなど3特別を制し、2020年は会心のスタートを切ったオルフェーヴル。その後も勝ち星を積み重ね、種牡馬リーディングではディープインパクト、ハーツクライに次ぐ3位と踏ん張っている。

 クイーンCに出走するホウオウピースフルもオルフェーヴル産駒。新馬戦に続き、2か月半ぶりとなった百日草特別も楽勝。グランプリホース・ブラストワンピース(父ハービンジャー)の半妹となるが父、性別は違ってもこちらも高い素質を秘めていそうだ。

 母ツルマルワンピース(父キングカメハメハ)はりんどう賞など3勝し、阪神JFで5着。成績的には伸び悩んだが、ヴィクトワールピサ産駒のヴィクトリアピースも新馬勝ちを飾っており、繁殖成績は優秀。トライマイベスト=エルグランセニョールの全兄弟クロスとなる名繁殖セックスアピール5×4の配合が名繁殖へと導いたか。

 祖母ツルマルグラマーはファンタジーS・2着。曽祖母エラティスの産駒に日経賞を勝ち、菊花賞、天皇賞・春でともに2着となったアルナスラインがいる。

 初年度産駒からラッキーライラック(阪神JF、エリザベス女王杯)を出したオルフェーヴルだが、当たり外れの激しさが嫌われたのか、200頭を超えていた種付け頭数は18年には136頭に減少。さらに昨年は52頭にまで激減していた。

 ホウオウピースフルが兄同様、デビュー3戦目での重賞制覇となれば、父の人気回復に大きな後押しとなるだろう。