東京五輪レスリンググレコローマン60キロ級代表で世界王者の文田健一郎(24=ミキハウス)が15日、レスリングのアジア選手権(18日開幕、インド)に向けて成田空港から出発した。

 金メダルを獲得した昨年9月の世界選手権以来となる実戦。「体重調整もしっかり時間をかけてやってきたので順調。自分のやってきたことを出したい」と抱負を語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、北朝鮮などが参加を取りやめるなど大会にも影響が出ている。この日、文田ら日本選手団は空港に向かうバスに乗る時から全員マスクを着用。アルコール消毒用品を持ち込むなど対策を講じている。

 不安がよぎってもおかしくはない状況だが、そこは世界王者。「いろいろありますが、左右されず、自分のやるべきことをやることが大事。前回負けているので(3位)、それを取り返そうという気持ちが強い」と目の前の課題に集中している。