中日・大島洋平外野手(34)が絶好調をキープしている。オープン戦では規定打席以下ながら10試合で33打数13安打で打率3割9分4厘を誇り、本来なら開幕戦だった20日の広島との練習試合では4打数3安打、2打点の大暴れで、4―3とチームの勝利に貢献した。「今年はオープン戦からずっと自分の中では例年にないぐらい状態がいい」と手応えを感じている。

 そんな大島は大人気アニメ・漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の精神で今季は相手にぶつかっていくつもりだ。キャンプ中から疲れを癒やすため、空いた時間があればiPadで同アニメを視聴し、さらには現在発刊している同漫画も読破。「すごく面白いと聞いたので、見てみたらはまってしまった。アニメが全26話で途中で終わってしまったので続きが気になって漫画も見たりした。野球以外に気分転換を図るには最高です」と笑顔を見せる。

 特にお気に入りは主人公・炭治郎が蜘蛛の鬼・累と対決し、相手の圧倒的な強さから絶体絶命の窮地に陥りながらも必殺技や妹・禰豆子の助けなどもあって逆襲するシーンという。大島は「主人公たちが蜘蛛の鬼を倒すところは本当に感動的なシーンだった。やられそうになっても何とか妹を助けたい一心でどんどん強くなっていくところが印象的だった」と力説する。

 昨季は174安打を放ち、セ・リーグの最多安打のタイトルを獲得し、守備でもゴールデン・グラブ賞を受賞した大島。個人的には毎年コンスタントに好成績を残しているが、一方でチームは屈辱の7年連続Bクラスにあえいでいる。それだけに今季は個人記録だけでなく、チームのためにも“鬼滅の刃魂”を胸に秘めてシーズンを戦うつもりでいる。