広島・床田寛樹投手(25)が意外な“裏テーマ”を掲げている。トミー・ジョン手術明けとなった昨季は7勝を挙げてブレーク。今季も先発ローテとして期待されるが、目標の一つとして掲げるのがプロ初の本塁打だ。

 昨季は打率1割2分8厘ながらプロ初適時打をマークするなど、もともと打撃好き。新指揮官の佐々岡真司監督(52)も現役時代にバットで鳴らしたこともあるだけに、床田も打棒での貢献も画策しているという。

 目標達成のためには寸暇を惜しまない。新型コロナウイルス対策としてチームは1勤1休態勢を導入した影響により、球場での練習時間は激減し、打撃練習に費やす時間はほとんどない。そこで床田は自宅での“自主トレ”を実行。「小笠原さんがめっちゃ好きでずっと(打撃フォームの)マネをしていた。独特の打ち方が好きなんです。動画で見ています」と、2006年に北海道移転後初の日本一に導いた日本ハム時代の小笠原道大氏(46=現日本ハムヘッド兼打撃コーチ)の名場面動画を、ユーチューブなどで入念にチェックしている。

「小笠原さんのマネをして打席に入ったら当たんなくなっちゃう」とモノマネでの打席入りは否定したが、勝負強い打撃を参考にしたいという。広島投手の一発となれば、15年の前田健太(32=現ツインズ)以来となる。

 先発ローテ入りに向けて本業の調整にも余念のない背番号28。“ガッツ映像集”を生かし野望達成といきたいところだ。