【フロリダ州オーランド4日(日本時間5日)発】WWEのロウ大会が開催され、次回PPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(10日)で行われる女子MITBラダー戦(6選手参加)の優勝候補が、“女帝”こと前WWE女子タッグ王者のアスカ(38=華名)と元NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)の2強に絞られてきた。

 この日はオープニングでアスカ、シェイナにWWEきっての大女ナイア・ジャックス(35)を加えた“3強”によるインタビューが行われた。まず中央にデンと座った大女が、司会を務めたMVP(46)に「やあナイア。君はMITBラダー戦で勝つ気満々だと思うけど」と問われると「当然でしょ。全員粉々にするわ」と余裕の表情で語った。

 ここで女帝が激怒。日本語で「こいつ悪いヤツやで!(出場者決定戦で)カイリをいじめて泣かせたんやぞ。ふざけんな、コラ!」とまくし立てた。アスカの剣幕に押されるように“スペードの女王”ことシェイナは無表情で立ち上がると、女帝をにらみ「叫ぶだけなら簡単だよね。何か文句ある?」と威嚇した。

 ここでアスカは「イージー・ピージー(楽勝)じゃ!」と応戦してシェイナと激しい視殺戦を展開。ところが次の瞬間に2人は呼吸がピタリ合ったかのように、座ったままのナイアへ同時にスーパーキックを放ち、リング外へ突き落としてしまった。してやったりの表情の2人は、そのままお互いに背を向けてリングを下りた。

 参加6選手でも突出する実力を誇る3人が優勝候補とされていたが、決戦6日前で、アスカとシェイナがナイア排除で共同戦線を張ったことになる。MITBラダー戦はまず誰を脱落させるかなど、駆け引きがかなり重要となる。お互いを最大のライバルと目したアスカとシェイナは、本番でも大女排除に徹して最後は2人で決着をつけようという意思が一致したようだ。

 また8日(日本時間9日)配信のNXT大会で“暗黒の逸女”紫雷イオ(29)の挑戦を受ける女王様ことNXT女子王者シャーロット・フレアー(34)は、突然挑戦してきたリブ・モーガン(25)をノンタイトル戦で一蹴した。

 女王様が「イオがベルトに挑戦したいという夢を持っているのは分かります。その夢をかなえてさしあげましょう。そして彼女は私にひれ伏すことになるでしょう」とスピーチすると、ここで元ネオパンク女子集団ライオット・スクワッドの一員で、2週連続で元ボスのルビー・ライオット(29)を撃破して勢いに乗るリブが登場。「イオの前にやらなきゃいけない相手がいるんじゃないの?」と対戦を迫った。

 女王様は「まあ、あなたも私と戦いたいという夢をお持ちなのね…。分かりました。夢をかなえてさしあげましょう」と快諾。リブの軽快な動きと多彩な飛び道具に苦しむも、ウラカンラナをジャンピングパワーボムで切り返すと、逆水平連打から逆エビ固めで動きを止める。最後は必殺のフィギュアエイト。華麗なブリッジを決めて“仮想イオ”を撃退した。

「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間11日、WWEネットワークで配信される。