“新ビッグアイ伝説”誕生!? 緊急事態宣言が延長され、球界でも注目されている「おうち時間」。巨人ナインもテレビや映画観賞…と思い思いの時間を過ごしているが、驚かされるのは原辰徳監督(61)のテレビの視聴法だ。1つの番組を1画面で見る一般的な方法ではない上に、その大きな両目には簡単にはマネできない“特殊能力”が備わっているというのだが――。

 外出もままならないなか、自宅で何をして過ごすのか。自主練習場所のジャイアンツ球場と自宅を車で往復するGナインも試行錯誤の日々を送っている。主砲・岡本や澤村らは映画観賞にふけり、中川はテレビざんまい。他にも小林が部屋の掃除にハマれば、高木が自炊に目覚めるなど、それぞれが工夫を凝らしている。

 一般でも「テレビを見るぐらいしかやることがない」との声は多く聞かれるが、実は原監督のテレビ視聴法はひと味もふた味も違う。原邸の自室には1台の壁掛け式のテレビが設置されているそうだが「部屋にあるテレビは2画面が映るのがある。声(音声)は1つだけど。2画面のテレビってあるでしょ?」と、2つの番組を同時視聴しているという。

 別々の番組をあえて同時に見ることも驚きだが、画面のサイズは「そんなに大きくはない」とのこと。それならば、余計に気が散ってしまいそうなものだが…。ただ、そこはグラウンドでも桁外れに幅広い視野を持つ指揮官だ。2番組同時視聴の裏には、しゃくし定規では測れない原監督ならではの特別な“能力”が隠されている。

「俺はこっち(右)の目でこっち(右)を見て。こっち(左)の目でこっち(左)を見られる」(原監督)。7人の話を同時に聞き分けたとの伝説が残る歴史上の“偉人”になぞらえ「聖徳太子は7つ同時だぞ」と謙遜しながら笑い飛ばしたものの、左右の目を別々に動かしながら2番組を見て頭にインプットするのは決して簡単ではないだろう。

 こうした視聴法となった一因は、限られた時間で効率的に情報や知識を得るため。原監督は「いろいろ見ておかなきゃね」と日本の政治や世界経済にプロレスや総合格闘技…とさまざまなジャンルに関心を持ち、常にアンテナを張り巡らせている。

 大きな瞳でもファンをトリコにし、見開けば迫力満点の表情となる原監督のビッグアイは単に大きいだけではない。ナインには読書も勧めているが、テレビと向き合う時間が増えた今だからこそ“原流視聴”にチャレンジするのもアリかもしれない。