10日放送のノアのTVマッチで、グレート・ムタが桜庭和志(50)と初対決。“魔界ワールド”に引きずり込んだ。

 ムタは丸藤正道(40)の化身とおぼしき魔流不死とタッグを組み、桜庭、望月成晃(50=ドラゴンゲート)組と対戦した。初降臨となった魔流不死とコーナーに並び立つと、揃って宙に向かい毒霧を噴射した。

 開始早々から桜庭のコスチュームの帯を奪って望月の首を絞めていくムタは、リングサイドに下りると、防護服のカメラマンに蹴りを入れて商売道具を破壊するなど大暴れ。だが、帯を奪い返されると2人がかりで首を絞められ、さらに桜庭の三角絞めに捕らえられた。

 この窮地に魔流不死はスモークを噴射してリング一面を真っ白に染める。煙が収まると、そこに現れたのはハナ肇の銅像のように顔を緑色に染められた桜庭の姿だった。戦前は新型コロナウイルスの飛沫感染が問題視される昨今の情勢を懸念し、ムタが毒霧を封印するのではないかとの臆測が代理人・武藤敬司によってもたらされていた。まさか煙に紛れて見えない場所で毒霧を噴射するとは…。

 これによって孤立した望月に対し、ムタは火炎攻撃を仕掛ける極悪非道ぶり。魔流不死の虎王アシストを受け、最後は閃光魔術で大乱戦に終止符を打った。

 コメントブースに姿を現したムタは「アイ・ファウンド・フレンド・イン・ディス・リング」と魔流不死との初遭遇に感激。「ウィー・ウィル・ビー・バック」と再登場を約束しつつ魔界へと帰っていった。

 一方、敗れた桜庭は「昔カブキさんのを受けたことあるけど、親子2代で(毒霧)やられましたね。ムタはこのへん(=口元)が最初から濡れてるし、いつ飛んでくるか分からないから怖かったですね」と淡々と振り返った。