コイの大エースへの道をひたすら突き進む。広島の大瀬良大地投手(29)が30日、次回登板予定の7月3日の本拠地マツダスタジアム開幕となる阪神戦に向けて、神宮外苑の室内練習場に隣接するブルペンで投球練習を行った。

 昨年から2年連続で開幕投手を務め、今年は開幕から2試合連続で完投中とチームの屋台骨を支えている。この間の調整では疲労を考慮し、「トレーナーさんと話をして、1週間のコンディショニングの練習を少し落として、回復を優先させてみようと取り組んでいる」と新たな試みにも挑戦している。

 そんな中で意識する記録がある。1984年に北別府学氏が達成した開幕戦からの3試合連続完投勝利だ。大瀬良が達成すれば球団としては36年ぶりとなる。「先発した試合は最後まで投げたい思いは強い。マウンドに上がるからにはそこを目指して、何よりチームが勝つことを意識して腕を振りたい」ときっぱり。

 現在、チームは大瀬良やルーキー森下の活躍もあり防御率は2点台。これには佐々岡監督も「先発が踏ん張ってくれている」と笑みがこぼれる。

「やっと本拠地で試合ができる喜びがある」という大瀬良。地元ファンの熱い声援を頭に浮かべ〝大記録〟を狙う。