ロッテは9日、本拠地ZOZOマリンスタジムで行われていた西武戦の試合途中にジェイ・ジャクソン投手(32)の契約解除を発表した。

 球場内で取材に応じた松本尚樹球団本部長は「本人からの申し出により本日(9日)、退団することになりました」と説明。理由については「詳しいことは今の時点では説明できない」の一点張りで「今後きっちりとご説明させていただく。今日のところは…すみません」と集まった報道陣に頭を下げた。

 松本本部長によれば、前日8日に本人から退団の申し出があり、この日球団側が正式に了承したという。それにしてもこの突然の退団劇。一体何があったのか。

 球団からの一報直後から、報道陣や球界関係者の間では家族の問題や、健康上の理由など、様々な臆測が飛び交ったが、現時点では決定的な理由は見当たらない。というのも、ジャクソンは8日に体調不良を理由に出場選手登録を抹消されるまで、中継ぎとしてチームの好調を支えていたからだ。

 直近の登板は7日の西武戦も今季すでに7試合に登板。0勝0敗、防御率3・86ながら、6月28日のオリックス戦では今季初セーブを挙げた。そんな好投を続けた右腕が突如、自ら契約解除を申し出たのだから、よほどのことがあったのだろう。

 不運は重なるもので、この日チームは試合途中まで3―0とリードしながら、4回途中に風雨が強まり36分間の中断後に雨天ノーゲーム。勝ち試合を逃した。

 井口監督はジャクソンの退団について「8回を任せていた投手なので残念ですけど、逆に他の外国人にチャンスがあると思う。他の選手もその位置に食い込んできてもらいたい」と投手陣にゲキを飛ばしたが、突然降りかかった謎が謎を呼ぶ今回の退団劇。好調のチームに影響を及ぼさなければいいのだが…。