米スポーツサイトのトレード・ルーモアーズは26日(日本時間27日)にロッテの澤村拓一投手(32)に対して「複数の大リーグ球団から興味を示されている」と伝えた。同サイトは澤村について「これまで多くのMLBスカウトの前で投げてきた」ことや、今オフにFAになる予定から「ポスティング制度の対象にはならない」と説明。それに「速球は97マイル(約156キロ)に達することがあり、スプリットは90マイル(約145キロ)台前半」をマークすると紹介した。

 17日に海外FA権を取得した澤村は球団を通じて「ファン、チームメート、スタッフ、球団の皆さまに感謝しています。チームが優勝争いしているので、今はそのことしか考えていない」とコメント。去就は未定だ。

 澤村は今季、巨人では13試合に登板して1勝1敗、1ホールド、防御率6・08。7月にはデラロサの離脱後、代役のクローザーを期待されたが制球難を克服できずに二軍降格。さらにはファームで打ち込まれ、異例の三軍降格を経験。9月7日のロッテ移籍後、15試合に登板して0勝1敗1セーブ、9ホールド、防御率1・23と完全によみがえった。

 ただ、メジャーで今オフにFAになる右の救援投手は40人以上になることが予想される。その中には372試合で29勝25敗、72セーブ、防御率3・02のドジャースのブレーク・トライネン(32)、606試合で30勝27敗、205セーブ、防御率2・85のブレーブスのマーク・メランソン(35)、326試合で28勝23敗、138セーブ、防御率2・95のホワイトソックスのアレックス・コロメ(31)、344試合で19勝27敗、54セーブ、防御率4・10のアスレチックスのリアム・ヘンドリックス(31)ら実績のある投手の名前も挙がる。澤村は競争力の激しい移籍市場に割って入ることになるのか。難しいことは百も承知だが〝ロッテ移籍後の澤村なら…〟と期待したくなる。