巨人は27日のDeNA戦(横浜)に2―9で惨敗。テコ入れした打線も奮起せず、原辰徳監督も嘆き節だ。

 5回5失点KOとなった先発・戸郷ら投手陣も失点を重ねたが、このところ特に覇気がないのが打線。2000安打の偉業へ突き進む坂本は3安打、丸は追撃の25号2ランを放ったものの、つながりを欠いた。

 この日は9月19日からほぼ固定してきた吉川尚、松原の1、2番コンビを〝解体〟し、若林を10日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる1番でスタメン起用。しかし、5打数無安打に倒れ、切り込み隊長の役割を果たせず「6番・一塁」のウィーラーも好機で2度凡退した。

 試合後の原監督は「1番打者もそうだし、6番打者もそうだし…」とチクリとやり「(打線が)つながらないというところで、何とかもがいているというところでしょう」とため息交じりだ。

 これまでの快進撃の反動か、今月は9勝12敗2分け。V目前で足踏みが続くが、この日は中日が阪神に敗れ、マジックは3に減った。

 指揮官も「マジック3なの? 何かねえ、悪い情報ではないんだけど…」としたものの、やはり表情は晴れない。それでも、終わったことをいつまでも引きずっても仕方がない。

「やっぱり今、チーム状態としては決して良くないというところもあるしね。もう少しチームが前にこう…みんなで進んでいくような」と言うと、蒸気機関車が〝シュッポ! シュッポ!〟と前進していくような仕草を見せながら「そういうチームに明日から変わっていくでしょう」と前向きに締めくくった。最短Vは29日のDeNA戦(横浜)にズレ込んだが、心機一転、自力でマジック減らしできるか。