日本ハムは17日のロッテ戦(ZOZOマリン)に、延長12回の死闘の末1ー1で引き分け。今季初の6連勝はお預けとなった。

 試合中盤まで相手先発・佐々木朗を打ちあぐね、6回まで1安打10三振で無得点。完全に試合の主導権を握られた。だが、0―1の劣勢で迎えた7回、郡司とマルティネスの安打で無死二、三塁の好機をつくり、細川が左犠飛で同点に。延長に突入した10回には2死一、二塁の勝ち越し機を演出したが、最後まで1本が出なかった。

 試合後の新庄監督は試合後の開口一番「なんか悔しい…」と唇を噛みしめ「勝てるチャンス、あったんですけどね」。

 引き分けに終わった試合に厳しい表情を浮かべた。それでも好投手相手でも試合には負けず、連勝も翌日以降に持ち越しとあって悲観した様子はない。

「まあピッチャーがよく踏ん張ってくれましたしね。それに毎回(相手が好投手でも)くらいついていくし。毎回(相手投手が)『今日(攻略が)難しいんじゃない』『今日、難しいんじゃない』で勝ってますから(笑い)。不思議と。だからもう慣れてきました。『大丈夫じゃね』ってね。まあでも切り替えて、明日ね」(新庄監督)

 最後は自らに言い聞かせながら、翌日の試合に気持ちを切り替えていた。