【シルクロードS】ナインテイルズ 8歳で重賞初Vだ!中村調教師「すごく充実している」

【シルクロードS(日曜=27日、京都芝内1200メートル)dodo馬券】京都連続開催となる2回開幕週メインは、3・24高松宮記念につながるGIIIシルクロードS。昨年の勝ち馬ファインニードルはここをステップに春秋スプリント王に輝いた。重要度大の前哨戦だ。様々な韋駄天が揃った中で当欄が狙うのは8歳のナインテイルズ。時は来た――。デビューから56戦目という大器晩成ホースが満を持して重賞初Vを狙う。

 昨年11月に行われた京阪杯。ひと足先に抜け出したダノンスマッシュの“2着争い”は5着(同着あり)までがコンマ1秒差の大接戦。その中で12番人気ながらハナ差抜け出して最先着したのがナインテイルズだ。

 かつては先行策で結果を出していた馬だが、実はレース前、中村調教師はこう話していた。「調子は間違いなく上向いている。今回は控える競馬をして最後に勝負をかけたいね」。後方集団から直線で繰り出した末脚は出走馬最速の上がり33秒1。指揮官の言葉通りの結果となった。

 その後は宇治田原優駿ステーブルで充電し、今年の初戦の淀短距離Sを辛勝した。「宇治田原には結構な坂路コースがありますが、そこで稽古を積みました。ただ、帰厩後も乗り込んでいたので14キロ増は少し意外。体つきもボテッとしていたし、4角では『これはダメかな』と観念したけど、直線はじわじわ伸びて勝ってくれた。ただ、切れの部分で物足りなかったのは太めの影響があったと思います」

 今回は中1週での出走になるが「間隔が詰まるけど、馬体は絞れてくると思うし、いい感じになるのではないでしょうか」。状態面のアップは間違いないようだ。

 2013年12月の阪神デビュー以来、5年以上が経過。この間、55戦を戦って距離も1000メートルから2400メートルと多岐にわたる。大きな病気やけがもなく、まさしく“無事是名馬”の典型の馬だ。

「この馬の武器はすごく落ち着いているところ。例えば装鞍所で鞍を装着する時に通常は3人でやるのですが、この馬は2人で大丈夫。ゲートの中でもおとなしいからスタートで出遅れることもあまりありません。普段もテンションが上がることはないのでこちらの思った通りの調整ができます。これだけおとなしい馬は長い調教師人生の中でも一、二を争います」

 同師は競走馬生活を長く続けられている理由をこう明かす。

 今回は4度目の重賞チャレンジ。近2走と同じ舞台で初のタイトル奪取に挑む。「京都の1200メートルは非常に安定感があります。ここ2走のような差す競馬ができれば楽しみ。8歳になった今がすごく充実しているし、頑張ってほしいですね」とエールを送る。

 中村調教師自身、定年により調教師人生はあと1か月余。オークス馬トウカイローマン、春の天皇賞馬ビートブラックなど、数々の名馬を送り出してきた名伯楽に、愛馬が手向けの激走を見せてくれるかもしれない。


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