“阪神は眼中になし”巨人が警戒するのはDeNA

“阪神は眼中になし”巨人が警戒するのはDeNA

 巨人のターゲットは鯉か、虎か、それとも…。8日の阪神戦(東京ドーム)は投打がかみ合い、6―1で快勝を収めた。打っては2000安打へ突っ走る阿部慎之助内野手(38)が決勝打を含む2安打1打点と活躍。偉業へ残り4本とした。マイルズ・マイコラス投手(28)も7回無失点で今季10勝目。Aクラス浮上を視界に捉えたチームがはじく皮算用とは――。

 偉業を後押しする本拠地の熱が、ナインの背中を押している。初回から先頭の陽岱鋼が四球を選び、一死後に坂本が左前打で一、二塁の好機を演出すると、東京ドームのボルテージが一気に上がった。大歓声に迎えられて打席に入った阿部が、岩貞から先制打を右前に放ち、巨人があっさり主導権を握った。

 攻撃陣は手を緩めずに2回も石川のソロで加点し、3回には制球の定まらない岩貞を攻め立て、3安打5四球で一挙4点を追加。先発マイコラスは相変わらずの安定感を発揮し、虎打線の反撃を許さなかった。

 ここまで数々の苦難はあったが、チームの勢いは今が最高潮。記録へのカウントダウンは主砲だけでなく、ベンチ全体を盛り上げている。由伸監督も「本人も気分が乗っていると思いますし、(本拠地で)あと2試合あるので、そこでなんとか達成してほしいと僕らも思いますね」と阪神戦での決着に期待を込めた。

 ただ前半戦の失速が重くのしかかり、順位は今なお4位。首位広島とは15・5ゲーム差で、マジック点灯を許した。直接対決中の2位阪神とも6差ある。残り試合を考えれば、捉えるのは簡単ではない。

 それでも広島以外の上位2球団に関してはまだ十分、射程距離にあると見ている。阪神に関しては今季も8勝6敗と勝ち越しており、苦手意識はない。現状も「予想以上に粘っている」(スコアラー)という何とも上から目線な評価を下している。一方で勝負の秋に向け、最強の敵と定めるのが実はDeNAだ。

「阪神は糸井の離脱が大きいし、若手が穴を埋め切れていない。投手陣にも疲れが見えるし、例年通りに失速するはず。ただDeNAは打のチームで後半に強い。早晩、阪神をまくるでしょう。最後はウチとDeNAの2位争いになると見ています」(チームスタッフ)

 6差先の阪神は眼中になく、3差のDeNAこそが目下の脅威だというのだが…。秋の戦いを知り尽くす巨人の大胆な皮算用は興味深いが、今後の展開は果たして読み通りに運ぶか。

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