阪神 投壊危機で藤浪にSOS

阪神 投壊危機で藤浪にSOS

<巨人5―2阪神(10日)>終わってみれば、踏んだり蹴ったりの阪神敗戦劇だ。6回2失点と力投していた先発・メッセンジャーが同点の7回、先頭の阿部の打球を右くるぶし付近に受けて降板、都内の病院へ直行する非常事態となれば、8回には3番手・マテオが3点を献上する乱調ぶり。対巨人戦3カード連続の負け越しとなった。

 金本監督はメッセンジャーについて「詳しいことは聞いていないが、今はそこが一番心配」と頭を抱えたが、不安はそれだけではない。後半戦開幕前に「セ・リーグでも屈指。ナンバーワンだと思っている」と自負してきた頼みの中継ぎ陣も桑原、マテオらが2試合連続で逆転を許すなど息切れを起こし始めている。

 忍び寄る“投壊危機”…。そんな中、チームから“SOS”を送られているのが無期限二軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)だ。「ここにきて先発投手がケガや不調で一気にいなくなった。こうなったら藤浪に上がってきてもらうしかない。課題のコントロールが改善されているのかは分からないけど、大量失点をすることはないだろう。何より長い回を投げられるので中継ぎを休ませることができる。これが大きい」(チーム関係者)

 当初、球団は「自分から『いけます』という状態にしてほしい」(掛布二軍監督)と登板日の“自己申告制”を許可するなど長い目で復活を促す方針だった。しかし、豊富だった先発陣は今季9勝の秋山が右太もも痛で登録抹消中。その上、この日、負傷した11勝のメッセンジャーまでがリタイアとなれば…。苦しい台所事情では藤浪の底力にかけるしかないのだ。

 くしくもこの日、藤浪はウエスタン・リーグ広島戦(倉敷)に先発し、5回4安打1失点と上々の投球を披露。報告を受けた香田投手コーチは「詳しい内容までは聞いていないが、ただ、それ(藤浪の昇格)も選択肢の一つだね」とコメントした。メッセンジャーの状態次第では15日からの広島3連戦(京セラドーム)での復帰登板も予想されるが、右打者の内角への投球など制球力の課題が完全にクリアできたわけではない。初の二軍降格という屈辱にも「自分が『よし!』と思えるまでしっかり(二軍で)やっていきたい」と話していた藤浪。「救世主」となれるか。

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