【国内女子ツアー】宮里美香 日本ツアー参戦の原“童”力

 女子ゴルフで2004年の「日本女子アマ」で史上最年少V(14歳8か月)、10&13年には「日本女子オープン」で優勝した宮里美香(29=NTTぷらら)が今季、初めて日本ツアーを主戦場にする。19歳でプロ転向後は米国を主戦場にし、12年には「セーフウェイ・クラシック」にも勝ったが、一昨年には「引退」を決意しかけたという。そんなドン底からなぜ日本でプレーする気になったのか。本紙の直撃にその理由を語ってくれた。

 2017年シーズン、米ツアーでは5月から7月にかけて3か月近く欠場した。その後4試合に出場したものの、すべて予選落ちすると、9月の「インディ女子インテック選手権」を初日で棄権したのを最後に米ツアーの試合には出ず、賞金ランキングも157位に低迷した。

 その時の気持ちを「もう競技ゴルフから離れようと思いました」と告白する。さらには「もともとジュニアの指導をやりたかったので、そっちをやろうと思ったんです」。米国ではゴルフを通して子供たちに健全な人間形成を促進する活動「ザ・ファースト・ティ」のプログラムが盛んに行われる。美香も今月に同プログラム日本法人のアンバサダーに就任してジュニア育成に尽力することになったが、そこで感じたことがあった。

「引退した『元プロのミヤザトさん』よりも、試合に出ている人に教えてもらったほうがいいだろうと」(美香)

 ゴルフ経験が浅い、あるいは初めてクラブを握る子供が「元プロ」と言われてもピンとくるはずがない。それよりも「私の名前も知らないような子供たちが『先週テレビで優勝してたお姉ちゃんが教えてくれる』と思ってくれるようになったほうがいいかな、と」。

 日本ツアー参戦にあたり、カギとなることに「(2年前に)落ちた気持ちをどう上げるか」と話していたが、このことがモチベーションアップの大きな原動力となった。

「日本女子オープン」2勝も、日本ツアーの資格はないため今季は昨年12月に行われた最終QT(予選会)27位の資格で参戦。出場が確約されているのは前半戦までだが、美香は「目標は勝つこと。自信はあります」と言い切る。元・天才少女が次世代育成のため、自らの強い姿を見せる。


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