【世界陸上】男子200メートルでサニブラウン準決進出 強敵と同組

【世界陸上】男子200メートルでサニブラウン準決進出 強敵と同組

【英国・ロンドン7日(日本時間8日)発】陸上の世界選手権第4日、男子200メートル予選でサニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)、リオデジャネイロ五輪代表の飯塚翔太(26=ミズノ)はともに9日(日本時間10日未明)の準決勝に進んだ。1組のサニブラウンは苦しみながら20秒52で2着。7組の飯塚は20秒58で4着だったが、上位選手2人が失格となって2着に繰り上がった。

 巻き返しを狙うサニブラウンは、どこか落ち着かない様子でスタートラインに立っていた。「待ち時間が長くて、体が少々固まってしまった」。雨が降ったりやんだりのコンディションで、進行が遅れたことに不安を隠せなかった。

 不安は的中し、スタートで出遅れた。他の6人が0・1秒台のリアクションタイムだったのに対し、サニブラウンは0・221秒と失敗。そこからもなかなか加速できない。「前半、思ったより行けなくて、カーブを出たところで行かれてしまって、ヤバイと思った」とヨハン・ブレーク(27=ジャマイカ)に前に出られて焦りもあった。

 直線に入ってからも本来の伸びのある走りは見られず。それでもストライドを伸ばし、隣を走るアレックス・ウィルソン(26=スイス)との2着争いを何とか制した。「後半、無理する形になった」と不満も口をついた。

 9秒台と決勝進出が期待された5日(同6日)の100メートル準決勝ではスタート直後にバランスを崩して敗退。同予選で自己ベストタイの10秒05を余裕を持ってマークしていただけに、落胆も大きかった。それでも「悔やむことは大会が終わってからいくらでも悔やめる。まだできるレースがあるので、そこに向けていけたら」と個人種目最後の200メートルに懸けた。

 世界選手権4大会連続、五輪も3大会連続金メダルのウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)はいないものの、世界歴代2位の記録を持つブレーク、さらに400メートルの世界記録を更新して200メートルにも挑戦してきたウェード・ファンニーケルク(25=南アフリカ)といった強豪が揃う種目。それでもサニブラウンも伸びしろでは負けていない。

 2015年の世界ユース選手権では100メートル、200メートルをともに大会記録で制し、2冠を達成。ボルトの記録を更新し、ボルトからも将来を嘱望される存在となった。2年前の前回北京大会では16歳で準決勝に進出。米国に拠点を移した今季は一気にパフォーマンスを上げ、6月の日本選手権も2冠に輝いた。

 準決勝ではブレークと再度同組になることが決まった。さらに、今季19秒97の記録を出しているジェリーム・リチャーズ(23=トリニダード・トバゴ)と同走という厳しい組に入ったが、サニブラウンのポテンシャルから見てもチャンスは決して小さくない。「明日体をリフレッシュして、また戻ってきます」と力強く語った18歳にかかる期待は大きい。

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