三沢空港の2019年(1〜12月)の搭乗者数が30万人を突破したことが14日、関係機関への取材で分かった。東京便3往復のうち1往復が18年春から大型化されたことや、搭乗率の上昇などにより好調に推移しており、30万人台は十数年ぶりとみられる。

 県や三沢市、周辺自治体などでつくる三沢空港振興会によると、19年の搭乗者数(チャーター便含まず)は前年比6.2%増の30万3099人。月別に見ると2、10月の2カ月は前年同月を下回ったが、残る10カ月は前年同月を上回った。中でも4月は前年同月比10.1%、5月は同15.6%の大幅増。7月も同9.8%増、12月も同9.1%増となった。

 三沢空港振興会の年度ベース(4〜3月)の資料によると、搭乗者数は06年度に32万1830人だったが、07年度以降は20万人台が続いている。同振興会は「(1〜12月の)暦年ベースではまとめていない」としているが、暦年でも十数年間にわたり、20万人台で推移してきたとみられる。

 日本航空青森支店の安井勝一支店長は取材に「引き続き利用促進を図り、次のステップを目指していきたい」と話した。

 三沢空港には現在、東京(羽田)線が1日3往復、大阪(伊丹)線が1日1往復、札幌(丘珠)線は1日1往復(繁忙期は2往復)が運航している。