連合青森(内村隆志会長)は14日、2020年春闘における賃上げ要求目標を、前年と同じ「月額1万1千円程度、増加率5.0%程度」とする方針を決定した。連合本部が初めて春闘方針で金額目標を盛り込んだ企業内最低賃金について、連合青森も初めて金額目標を設定し「時給千円以上」とした。

 企業内最低賃金について連合本部は「時給1100円以上」としているが、連合青森では青森県産業別最低賃金で最も高い鉄鋼業の時給(900円)を踏まえた水準とした。

 方針は青森市の県労働福祉会館で開いた第1回闘争委員会で決定。内村会長は取材に「正規と非正規の格差を解消するため、本部の方針を地方でもしっかり進めたい」と話した。要求目標については「賃上げの流れを止めないよう春闘でも勝ち取っていきたい」と述べた。

 賃上げ要求目標額の内訳は、定期昇給相当分が4100円(増加率2.0%程度)、ベースアップ(ベア)に当たる月給引き上げ分が4600円(同2.0%)、中央との格差是正分が2300円(同1.0%)。定期昇給制度がある事業所に対しては、制度の維持に加え6900円(ベア、格差是正分)とした。賃上げ要求は7年連続となる。