青森県八戸市が市内の中高生を対象に「八戸市に住み続けたいか」を尋ねたアンケート調査の結果を10日、公表した。調査結果によると、「市外に住みたい」が38.5%と最も多く、次いで「進学や就職でいったんは市外へ出るが、最終的には八戸市に住みたい」(22.0%)、「今の場所で住み続けたい」(18.3%)となり、「八戸市に住みたい」と「市外に住みたい」がほぼ4割ずつとなった。

 調査は同市が第7次市総合計画に中高生の意見を反映させるため、昨年10月に実施。1018人に調査票を配布、982人から回答があった。回収率96.5%。

 調査によると、同市に住み続けたい理由(複数回答)は「住み慣れた街だから」が64.1%と最も多く、次いで「家族と一緒に住みたい」(50.6%)、「友人がいるから」(25.3%)、「働きたい職場があるから」(16.3%)となった。

 一方、市外に住みたいと答えた理由(複数回答)は「都会で働きたい」が41.8%で最多。次いで「(近くに)進学したい学校がない」(37.6%)、「都会に憧れるから」(37.3%)、「親元を離れて自立したい」(31.7%)と続いた。

 「八戸市が好きか」という設問には「好き」が53.2%で、「好きなところもあれば、嫌いなところもある」(43.4%)、「嫌い」(2.6%)だった。好きな理由は「自然環境」「海、山の幸が豊富」などで、嫌いな理由は「買い物の不便さ」「公共交通の不便さ」などが挙げられた。

 10日に市内で開かれた市総合計画策定委員会で長谷川明委員長(八戸工業大学学長)は「調査結果を参考に次回から協議していきたい」と語った。