今春から小学校で必修化されるプログラミングの講座が13日、青森県弘前市土手町のコラーニングスペースHLS弘前で開かれた。講師を務めたのは、同市常盤野中学校2年の草刈奏志(そうし)さん。約20人の参加者を前に、プログラミングを学ぶ意義を堂々と説明した。

 草刈さんは小学5年生のころにプログラミングを学び始めた。プログラミングソフト「スクラッチ」の参考書を母の奈々さん(43)が買ってきたのがきっかけで、一気にのめり込んだという。草刈さんは過去に八戸市やつがる市、北海道でもプログラミングの講師をした経験がある。

 この日の講座には親子連れや教育関係者らが参加した。草刈さんは「演劇に例えるとプログラミングは脚本。これからの時代、AI(人工知能)に先を越されないために、プログラミングの知識は重要」と解説した。参加者は実際に「スクラッチ」を使い、イラストを動かして自己紹介する課題に挑戦した。講座を主催した五所川原市いずみ小学校教諭の工藤麻乃さん(41)は「子どもの方が発想が柔らかく、それぞれ工夫して課題に取り組むことが分かった。実際の教育現場にも生かしたい」と語った。

 草刈さんは、講座後の取材に「プログラミングの輪が広がるのはうれしい。将来はゲームかロボットのプログラマーになりたい」と笑顔を見せた。