新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて、青森県内の3国公立大は、受験生に対し入試の際のマスク着用を認めるとの周知を始めている。文部科学省が全国の国公私立大に、文書で対応を求めていた。

 県立保健大はこれまで、マスクを受験時に使用できるものとして募集要項に明記していなかった。入試当日は本人確認する際などにマスクをいったん外してもらう。新型コロナウイルスなどによる感染症にかかった疑いがある場合は、大学まで連絡することも呼び掛けている。現時点で追試験の予定はないという。

 青森公立大はこれまでも試験中のマスク着用を制限していなかったが、感染の拡大を受けて14日、ウェブサイトで改めて周知した。追試験は行わない。

 弘前大は2次試験受験者にマスクの着用を認めることを個別に通知している。

 文科省の文書は1月30日付で、感染や感染疑いのある受験生に配慮し振り替え受験など柔軟な対応を検討するよう要請している。