冬場の大規模地震を想定し、東北6県警の東北管区広域緊急援助隊は14日、青森市新城の青森競輪場などで合同訓練を行った。合同訓練は東北各県で会場を変えながらほぼ毎年実施しており、冬季訓練は初めて。

 訓練には全国各地の警察職員のほか青森県の自衛隊員や消防隊員、北東北捜索犬チームなど計約400人が参加。雪の中での災害連携などを確認した。

 訓練は大雪で山沿いの道路が通行不能となっているなか、最大震度6強の地震が発生し、民家や車両、スキー客が雪崩に巻き込まれた−という想定で行った。

雪崩に巻き込まれた民家から人を救助する訓練では、周辺を除雪しながら「誰かいますか」「聞こえますか」と呼びかけ、人の入りにくいところは捜索犬の力を借りながら救助の必要な人がいないか捜した。けが人を見つけると体温を下げないよう温めながら救助した。

 県警機動捜査隊所属で同緊急援助隊の太田紘一中隊長は「青森は雪が身近な県。いつ災害が起きるかわからないなか、他県とも連携し訓練できたのは意義があった」と話した。