青森県風間浦村産アンコウの新たな料理を提案し、県内の消費拡大につなげようと、村地域協議会(会長・冨岡宏村長)は15日、青森市の和食店「日本料理百代(ももよ)」(浪内進社長)で料理講習会を開いた。村内の料理関係者や漁業関係者ら15人が参加し、地域団体商標に登録されている「風間浦鮟鱇(あんこう)」の可能性を探った。

 講習会は県内の和食料理人で組織する「青森清庖(せいほう)会」(浪内通会長)との共催で、浪内会長ら4人の料理人が講師を務めた。講師らはアンコウのパイ包みやくわ焼き、昆布締め、貝焼きみそなど、考案した8種類のレシピの特徴や調理法を説明しながら、肝みそ仕立てのアンコウ鍋を実演調理。浪内会長は「湯通しすると臭みがよく取れ、歯応えも出てうま味が増す」などと説明した。

 同村で民宿を営む金橋陽子さん(66)は「食べたことがない料理ばかりで新鮮。特にアンコウの辛煮がおいしかった。程よい辛さと柔らかさで、お客さんに喜ばれそう」と話した。冨岡村長は「今回のレシピを参考にしつつ、それぞれの旅館やホテルでいろいろな料理を考えてみてほしい」と語った。