弘前在来トウガラシ「清水森ナンバ」を使ったチョコレート「清水森ナンバ70%カカオ」の試食会が12日、同市の観光施設・津軽藩ねぷた村(中村元彦理事長)で開かれた。試食した市民らは、意外な組み合わせに驚きながらも「後から辛さが効いてくる」などと舌鼓を打っていた。

 清水森ナンバチョコレートの商品化は、中村理事長が会長を務める「清水森ナンバブランド確立研究会」と、同市のチョコレート専門店「浪漫須貯古齢糖(ロマンスチョコレート)」がタイアップして実現。試食会には同店のオーナーショコラティエ・須藤銀雅(ぎんが)さん(33)が駆けつけ、東北栄養専門学校(同市)の学生や市民約10人に、焙煎(ばいせん)したカカオ豆の試食などを交えながら、チョコレートの歴史や作り方について解説した。

 須藤さんは「チョコレートとトウガラシは世界的にみるとかなりオーソドックスな組み合わせ。でも、ただ海外のまねをするのではなく、清水森ナンバならではのマイルドな辛さを生かせるカカオのブレンドにこだわった」と話している。

 試食した東北栄養専門学校の今村大樹さん(20)は「口に入れた時は、甘くて普通のチョコレートとあまり変わらないかなと思ったけれど、後からピリピリする辛みがきて驚いた。すっきりしていておいしい」と話した。

 「清水森ナンバ70%カカオ」は、同市亀甲町の浪漫須貯古齢糖、津軽藩ねぷた村のほか、ネットストアなどで販売している。30グラム648円(税込み)。