青森県八戸市の八戸水産高校水産工学科2年の小泉爽翼さん(17)が、危険物取扱者試験で最難関の甲種危険物取扱者に合格した。同校によると、同校の2019年度の甲種合格者は6人目で過去最多となった。また、同資格は3月下旬に本年度最後の試験が行われるため、同校の合格者がさらに増える可能性もあるという。

 消防試験研究センター県支部によると、同資格は取り扱える危険物の種類に応じて甲・乙・丙の3種類に分類される。基本知識を出題する丙種や、1〜6類に分けて専門知識を問う乙種に比べ、甲種はより高度で総合的な知識が必要とされる難関資格。18年度の県内高校生の合格者は5人で、合格率は16.1%と狭き門となっている。

 小泉さんは試験前、苦手な物理・化学を中心に学校の休み時間や放課後を使って猛勉強。3回目の挑戦で念願の資格を手にし、「絶対に合格したかったので頑張ってよかった。今後は海技士の資格取得に向けて勉強に励みたい」と話した。

 同試験では小泉さんのほか、水産工学科2年の伊藤しいなさん(17)と菊地柊哉さん(17)が乙種の全類に合格。5日、同支部の関光弘支部長が同校を訪れて3人を表彰し、優れた功績があったとして学校に感謝状を贈呈した。