青森県八戸市の千葉学園高校(千葉満校長)の看護専攻科を今春卒業した30人全員が、本年度の看護師国家試験に合格した。このうちの22人が合格発表のあった19日、同校に集まり、仲間や恩師と喜びを分かち合った。同校の合格率100%達成は2年連続9回目。

 同校は高校看護科3年、専攻科2年の5年一貫教育で、市内の病院施設などでの看護実習や講義を通じ専門知識と技術を学んでいる。14回生となる本年度の専攻科卒業生は、八戸市民病院や八戸赤十字病院など地元の病院のほか、県外や首都圏の病院に就職する予定。

 同日、同校に集まった松橋美空(みく)さんは「苦手分野もまんべんなく力を入れた」、木村有寿華(あすか)さんは「クラスメートと協力して教え合ったりしてきたおかげ」と受験勉強を振り返った。

 八戸市内の病院に勤める三上流歌(るか)さんは「看護師は中学生のころからの夢。地元の医療に貢献したい」、故郷の岩手県軽米町の病院に勤める内城留菜(るな)さんは「応援してくれた姉に感謝を伝えたい」、千葉県で就職する小川花菜(かな)さんは「自己採点を見て結果が心配だったが、受かってほっとした。患者に寄り添った看護をしたい」とそれぞれ喜んだ。

 担任の金入真紀教諭は「専攻科に進み、精神的に成長したと思う。クラスメートや先生、家族への気遣いや感謝の思いを、患者に対してもできるようになってほしい」と話した。