新型コロナウイルスの感染防止のため、青森県西目屋村は24日までに、備蓄していたマスクを全村民に1人当たり5枚配った。対象は1348人で計6740枚。

 担当者は「小さい村だからできること。少しでも村民の健康と安心につながれば」と話していた。

 当初、妊産婦や持病のある人への重点的な配布を検討したが、現時点では誰もがマスクの入手が困難−と判断。村の保健協力員の助力を得て19日ごろから配布を始めた。

 子育て世帯が多く住む同村田代地区の「子育て定住エコタウン」を担当した協力員によると、村民からは「全員にマスクを配布してくれるなんてびっくり」「子どもの分も配布してくれて助かった」などの声が寄せられたという。

 同村の80代女性は「弘前に出掛けるときは、マスクをするようにしている。少し予備はあったけど、今は貴重。配ってくれてありがたい」と話していた。