江戸時代の創業で現存する酒蔵では青森県内最古の「竹浪酒造店」(板柳町)が24日までに、青森地裁五所川原支部から破産開始決定を受けた。代表は16代目の竹浪司晃氏。信用調査会社・東京商工リサーチ青森支店によると、負債総額は調査中。同業他社との競合激化、消費者嗜好(しこう)の変化により、減収基調を余儀なくされていた。開始決定は3月16日付。破産管財人は弘前市の三上和秀弁護士。

 同社の創業は正保年間(1644〜1648年)とされ、1953(昭和28)年12月に法人化。「岩木正宗」、「七郎兵衛」など純米酒の製造を主体とした酒蔵で、平成初期には1億円近くの売上高を上げていた。しかし、消費者嗜好の変化などにより減収基調を余儀なくされ資金繰りが逼迫(ひっぱく)。2019年9月期売上高は3千万円にとどまり、支払い遅延も表面化する中、債権者より破産を申し立てられていた。