弘前青年会議所(比内理佑理事長)は、青森県弘前市内の高齢者施設を対象にした「オンラインで家族と繋がろう!プロジェクト」を始めた。新型コロナウイルス感染症対策で家族と会えない入居者のため、施設に対してインターネットのビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」の勉強会や必要機材の無料貸し出しを行い、オンライン面会をサポートする。

 参加施設の募集開始に合わせて26日、比内理事長とプロジェクトを担当する中村浩樹委員長が会見した。2人によると、既にオンライン面会を行っている施設がある一方、通常業務や消毒などの感染症対策に追われ、関心があっても導入できずにいる施設もあるという。

 プロジェクトでは7月17、18日にオンライン面会の勉強会を開催。IT関連企業に勤める中村委員長が講師となり、Zoomの使い方やノウハウを解説する。施設の機器や通信環境に関する相談も受け付け、必要に応じてタブレット端末やノートパソコンを貸し出す。また、7月下旬から9月にかけ、Zoomを使って参加施設に、昨年の弘前ねぷたまつりの映像や座ったままできるヨガレッスンも配信する。

 比内理事長は「Zoomのやり方を伝え(施設の側で)できる事が増えるといい」、中村委員長は「今年はねぷたが中止になったので、せめて配信で楽しんでもらえれば」と話した。

 参加施設の募集は7月10日まで。問い合わせは同会議所事務局(電話0172-34-4458)へ。