28日未明から朝にかけ、青森市の市街地は広範囲にわたり地表付近が厚い霧に覆われた。同市雲谷の標高250〜300メートルほどの高台から、濃霧が生み出す神秘的な光景が見られた。

 青森地方気象台によると、前日から暖かく湿った空気が流れ込んでいた影響などで、霧が発生しやすい状況だったという。同気象台は未明から朝にかけて、県内全域に濃霧注意報を発令していた。

 野鳥の鳴き声が多くなってきた午前4時すぎの高台。東の空に朝日が昇り、霧の一部が赤みを増した。北東方向に目を向けると、小高い山と森がシルエットとしてくっきりと浮かび上がり、海のように波打つ濃霧と鮮やかなコントラストをなした。