青森県五戸町の東北メディカル学院を運営する学校法人臨研学舎(田中信幸理事長)は7月1日、発達障害のある児童生徒を支援する施設「まなび舎(や)りんけん」を八戸市下長4丁目に開設する。作業療法士がマンツーマンで発達理論に基づく「感覚統合療法」のプログラムを提供するなど、心身の発達や学習面の支援、生活に必要な訓練を行っていく。

 発達障害があると、手足の感覚や視覚、聴覚、触覚などのさまざまな感覚を脳が整理できず、日常生活や運動がうまくできないことが生じる。同施設は銀行の支店だった建物を改装して整備。遊びを通して感覚統合療法を行うための器具やボルダリング設備のある運動スペースをはじめ、フリースペース、学習室、相談室などがある。

 児童発達支援と放課後等デイサービスに対応し、未就学児から中学生まで受け入れる。定員は1日10人。スタッフは作業療法士、保育士など6人。同様の施設を学校法人が直営するのは県内初という。

 27日は同施設で開所式と内覧会を行い、田中理事長、小林眞市長ら約20人が出席した。同施設の加福隆樹管理者は「子どもたちの力を最大限引き出し、伸ばしていきたい」と抱負を述べた。