青森県むつ市は22日、新聞受けにたまった新聞や郵便物を見て、1人暮らしの70歳代男性の異変に気づき、市に速やかに通報、人命救助につなげたとして、東奥日報むつ南部販売店・高見新聞店に礼状を贈呈した。

 6月4日早朝、配達員の竹本大介さん(30)が男性宅の新聞受けに、新聞などがたまっていることを不審に思い、同新聞店の高見公也代表(61)に伝えた。同新聞店は「高齢者等見守りネットワーク」事業で市と協定を結んでいることから、高見代表はいち早く市に連絡した。

 市職員とむつ警察署員が男性宅に駆けつけ、同署員が居間で倒れている男性を発見。救急車でむつ総合病院に搬送された。男性は回復に向かっているという。

 22日、宮下宗一郎市長が同新聞店を訪れ、高見代表に礼状を手渡した。宮下市長は「市内全体の見守り活動の大きな励みになる。新聞を通じてお客さまを見守っていただきたい」と話した。高見代表は「お役に立てるよう、これからも頑張っていきたい」と語った。