青森県十和田市を舞台に若者と動物の触れ合いをテーマにした劇映画が制作されることが29日、明らかになった。映画監督の篠原哲雄さん(58)がメガホンを取り、7月末に撮影開始。同市でのロケは8月中旬から2週間ほどの予定で、北里大学獣医学部が撮影に協力する。公開は2021年以降の予定。

 29日は篠原監督とプロデューサーの近藤あゆみさん(41)が市役所を訪れ、小山田久市長に映画の台本をプレゼント。篠原監督は「人間関係や動物との関わりなど、密なるものを撮りたい」と意欲を見せた。さらに「映画に登場する大学名に十和田の名前を使わせてもらいたい」と話すと、小山田市長も快諾し「ここが十和田市だと分かるような場面をぜひ撮って」と笑顔で応じた。

 作品タイトルや出演者については「今後公表していく」(近藤プロデューサー)という。

 篠原監督は懇談後の取材で、1993年に自主制作した短編映画『草の上の仕事』が当時、木造町(現つがる市)で全国初上映されたエピソードを挙げ、「青森県とは縁を感じる」と語った。

 十和田市によると、同市を舞台にした映画は、2007年4月から08年2月にかけて撮影された「三本木農業高校、馬術部」以来13年ぶり。