青森県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」の食味や品質を維持しようと、県などによる生産指導プロジェクトチームは29日、黒石市の県産業技術センター農林総合研究所で本年度1回目の合同研修会を開いた。県の担当者は生育状況について、田植え時期の低温により一時生育の遅れが見られたものの、6月以降は天候に恵まれ、「おおむね順調に推移している」と報告した。

 研修会には、津軽地域の県の技術普及拠点圃(ほ)で青天の霹靂を栽培する農家や、農協の担当者ら約40人が参加。同研究所や東青、中南、西北地域の各地域県民局の担当者が、生育状況を報告した。

 報告によると、東青、中南地域では20日時点で、草丈、茎数、葉数がいずれも平年並みか平年以上の数値となった。西北地域では、5月中旬の低温と強風の影響で茎数はほ場により差が大きいものの、担当者は「6月からの高温で、生育は回復傾向にある」と説明した。

 今後の栽培については、水管理や追肥時期に注意を呼び掛け、追肥の判断に用いる「カラースケール」などの使い方を実際の稲を基に解説した。

 津軽みらい農協特A米プレミアム研究会の工藤憲男会長は「今のところ生育に問題はなく満足している。天気と生育状況に合わせしっかりと管理していきたい」と話した。