青森県八戸市の八戸工業大学第二高校は24日、子ども食堂について学ぶため、「十和田こども食堂実行委員会」の水尻和幸委員長を招いて勉強会を行った。水尻さんは食堂を開いた経緯や運営の方法などを紹介し、大型バスを改造した食堂車内も案内。「青森県の子ども食堂の数が日本一になるよう、今後も取り組みを頑張りたい」と語り、高校生約20人が真剣な表情で聞き入った。

 同校では総合的な探求学習の一環として、2年生のグループが子ども食堂について学んでいる。自分たちで子ども食堂を実施することを目標としており、地元のボランティアへの参加や、学童保育を訪問するなどの活動を行っている。

 水尻さんは「みんなで食べるだけというのではなく、一緒に食事を作るような活動をしたかった」と語り、2019年の発足以来、うどん作りや餅つきなどを行ってきたと紹介。クラウドファンディングや、助成金などを利用して資金調達を行っていることや、全国的に珍しい子ども食堂バスを作った経緯などを話した。「今後、みなさんとも協力して活動を広げたい」と語りかけた。

 講演の後、高校生らは水尻さん自身が車内の整備をしたという食堂バスに移動。食卓のように配置されたテーブルセットや調理コーナーなどを見学した。

 鈴木七海さん(17)は「今後の活動に役立ちそうな話をたくさん聞くことができた。バスの中にはレンジなどの電化製品もあってびっくりした」と話した。